佐古馨 展 / 木の器
このたびカホ・ギャラリーでは、「佐古馨 展 / 木の器」を開催いたします。
1958年に大阪に生まれた佐古は、2006年に偶然入手した木工旋盤を使い、
奈良の山の中で、自由気ままに木の器づくりを始めました。
生木の丸太や板を材料に、板取をし、旋盤で削り出し、最後に乾燥させるのですが、
生木を使用しているため、乾燥の途中で自然な歪みや撓みが生じ、
それが作品に独特の素晴らしい表情を与えています。
最後の宮大工と言われた西岡常一は「木は生き物でいつまでも常に動き続ける」と言っています。
今回の展覧会では、楓・楢・桜・樺・栗などの素材の声に耳を傾けて制作された作品約50点を展示いたします。
使うほどに表情が深くなり、木の息遣いを感じることのできる佐古馨の木の器を、
この機会に是非ともご高覧ください。
名称: 佐古馨 展 / 木の器
会期: 2015年10月3日(土)-10月12日(月) 会期中無休
時間: 12:00-18:00
会場: カホ・ギャラリー
住所: 605-0981 京都市東山区本町15丁目778-1
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