2018/04/28

田中茂雄展 / 李朝陶游


このたびカホ・ギャラリーでは、
「田中茂雄展 / 李朝陶游」を開催いたします。

高松塚古墳や石舞台古墳など
古代のロマンにあふれる奈良県明日香村ののどかな田園風景を抜け、
さらに吉野へと通じる旧街道を行った栢森という集落の中に、
田中茂雄の自宅兼工房があります。
飛鳥川の源流沿いにたたずむ築280年を越すであろう古民家に暮らし、
庭の中にある自分で建てたという工房で日々作陶されています。
蹴ロクロで造られた作品は、
少し離れた畑の中にある穴窯と倒炎式の薪窯で焼かれます。

「古陶磁には深々とした力強さ、迫力がある。」
古陶磁に魅せられ、独学で学び、土は自ら採取し、自然の中から釉薬を求め、
昔ながらの方法で造られた作品には、
おおらかなフォルムと土の素朴な手触りと品の良い佇まいがあります。

今回の展覧会では、白磁を中心に井戸、焼締、粉引などを展示いたします。
この機会に是非ともご高覧ください。


【開催概要】
会期:2018年5月10日(木)-5月20日(日) 会期中無休
時間:12:00-18:00
会場:カホ・ギャラリー


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